私たちの物語 #36~さらなる一歩~
「暁の血盟」
エオルゼアの救済を目的として結成された組織。
トゥーグロナの話では、シャーレアンって国の賢人たちによって結成された組織:救世詩盟とミンフィリアが立ち上げた組織:十二跡調査会が、再結成した組織らしい。
私がグリダニアであったパパリモとイダ、アレックスたちがウルダハであったサンクレッド、そして、トゥーグロナを暁の血盟に誘ったヤ・シュトラが、その賢人と言われる人たち。
彼らの掲げるエオルゼアの救済というのは、具体的にはわからないけど、まずは蛮神問題というのを解決しないといけないらしい。
蛮神問題自体はよくわかんないけど、それには私やアレックスが持っていると言われた「超える力」が、鍵になるらしい。
らしいらしいばっかりだけど、とりあえずは、こちらの力を貸す代わりに、あっちも私を支援してくれるみたいだ。
「で、どうするんだい?」
「オレは良いと思うぜ。冒険者ギルドに加えて、こっちからも依頼が来るってことで、特に今までと変わるわけじゃないんだろ?」
「まぁ、大雑把に言えば、そうだね~。ただ、暁の血盟の行動理念的にかなり危ない部分も出てくるけどね。今すぐってことはないかもだけど、もしかするかもしれない。その時は、ミンフィリアも言っていた通り、超える力が鍵になる。つまり、アレックスやDjは一番危険な場所に立つことになるってことさ。できれば、そんなことにはなってほしくないってのが、この組織の一番の目的なのかもだけどさ。」
「うまくいってないんですか?」
「そうだね~。うまくいってないというか、蛮神問題を解決するのに一番の近道は対話だと私は考えてるんだ。だけど、今の状況はそれが難しいんだ。だから、蛮神問題も解決がままならないってとこさ。」
「そう...なんですか。そんなことに対して、僕にできることなんてあるんですかね?」
「もちろんさ!蛮神問題を解決するための鍵は、確かに超える力だけど、それは最終手段の話。一番大切なことは、あくまで自論だけど対話だ。そこには超える力なんて必要ないんだ。あれば、便利と感じる部分はあるだろうけどね。」
「はい。」
「ったく。お前は考えすぎなんだよ!オレとお前の2人でうまくやってきたんだ。それはこれからも変わんないだろ?オレにできないことをお前がやる、お前にできないことをオレがやる。だろ?」
「そうだね。ありがとう、アレックス。」
「それで?Djはどうする?」
「なんだか、実感がないね。でも、この世界を知るきっかけになるって言ってたし、私の目的にも役立ちそうなことでもあるから、ひとまず乗ってみるとするよ。」
「そうかい。それは良かった。私もまだまだ新参者な方だからね。知り合いが増えてくれてうれしいよ。それじゃ、ミンフィリアに伝えてに行きますか。」
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